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双極性障害の治療

双極性障害の治療においては、薬物療法が基本です。
薬物療法で用いられる薬は、主に「気分安定薬」の「リチウム」という薬が使われています。
このリチウムには、気分が高まった状態「躁状態」と気分が沈んだ状態「うつ状態」が繰り返しおこる「双極性障害」の症状を改善する効果があります。
そのため、この薬は、予防するためにも効果を発揮します。
ただし、この効果を得るための血中濃度と副作用が起こる血中濃度が近いために、副作用が出やすい薬だともいえます。
そのため、双極性障害の治療でこの薬を服用している場合は、3ヵ月から6ヵ月に1回程度の間隔で、血液検査を受けて血中濃度をチェックすることが必要です。
副作用として起こる症状は、「下痢」「食欲不振」「口の渇き」「手の震え」などがあります。
また、リチウム以外に「バルプロ薬」「カルバマゼピン」という気分安定薬が使われる場合もあります。
他にも統合失調症の治療に用いられてきた「非定型抗精神病薬」の「オランザピン」という薬も双極性障害の治療にも使われています。
双極性障害は、「うつ病」と診断されることも多いため、抗うつ薬を処方されているようです。
しかし、この2つの病気は、違う病気なので、抗うつ薬を服用しても症状は改善されません。
服用した抗うつ薬によっては、さらに双極性障害の症状を悪化させてしまう可能性もあります。
ですから、治療するには適切な診断を受けることが重要になります。

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